事が終わった後の脱力感。蓄積していたスタミナの在庫が空になったようだ。 それくらい激しいセックスだった。 力が抜けている僕に対して、援デリの彼女は右手で肘枕を突きつつ、左手で僕の股間を、かわいいペットを愛でるように優しくさすっている。 「単なるお金に困っているセックス好きのおばちゃんよ」 彼女はそう言って自分を卑下する。キャバクラ勤務の傍ら、こうして日中に援デリを始めて1年になると言っていた。 トレーナーにジーンズという全くの普段着で待ち合わせ場所にやって来た彼女。 化粧っ気がなくて無造作に髪を括った姿は、今日のおかずは何にしようかしら?と悩んでいる買い物帰りの主婦のようだった。 年齢は、僕より10歳年上のアラフォー。店に出ているときは、キミと同じ年になるけどね、と彼女は笑いながら、写メを見せてくれた。 派手な衣装でチェキをしている彼女は、今、目の前にいるおばちゃんとはまるで別人のアラサーだった。女性はアイラインひとつでガラッと変わるから恐ろしい。 わりきり ただ、実際に体を合わせてみると、あそこはさすがに使い込まれている見かけだったが、二の腕から肩にかかる肌はきめ細かかった。 僕が彼女のスベスベの肌を撫でながら、手触りの良さを絶賛すると、これだけが私の武器なのよ、と彼女は純粋に喜んでくれた。 特に手入れをしているわけではないが「こうして、時々、若い男の子のエキスを吸い取っているからね」と言って、彼女はぐったりしている僕のモノを咥えこんでくれた。 2回戦突入のサインだ。彼女の積極的な口撃に、尽きたはずの僕のスタミナが再び充填されようとしている。 援デリでエキスを吸収して、10歳年齢をサバ読んで店に立つ彼女。年齢に引け目を感じることも当然あるらしい。 だけど、僕も彼女の口から、熟女の濃厚なエキスを吸収させてもらっている。だいたい1回戦突破、2回戦不戦敗が常な僕に、もう1戦交わえる体力を与えてくれることはありがたい。 これは、まさに、セックスのギブアンドテイクだ。 お金がない時はどうする お金が欲しい
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